ザックリ抉られるニュースを聞いたのは、11月初旬。     
時間が止まったというよりは、血流が止まったのかと思う程、
血の気がサーーーーっと引いて視界はホワイトアウトした。       
「黒夢一夜限りの復活、そして解散ライブが1月にある」
という文字を見つけてしまったから。
複雑過ぎて、何も言えなくて。
怖くて、誰にも言えなくて。
そんな日(復活)が来るとは思ってなかったけど、
そんな日(解散)は絶対確実に来るだろうと思っていた。
筈だった。
復活&解散を聞いて、初めに思ったのは、
「行きたくないし見たくないし知りたくないし感じたくない」
だった。
私は、黒夢終期、変貌していく彼等を見るのが辛くて逃げてしまった。
嫌いになったんじゃない。
好きな事を、いいと思う事を、思うがままに体現していく清春は、
カッコイイと思ってたし、「それが清春」とさえ思っていた。
でも、耐えられなかった部分があって、それは私の過去偏愛故。
その後、活動停止を知った時も、逃げた事に後悔はなかった。
それから、考える事すら放棄して、只管過去に生きて過去を愛して、
非生産的な廃人の様な生活を送って。
それで満足だったけれど、満たされる事は決してなかった。
そして、満たされる日は、永遠に来ない日になる。
「停止」という可能性と存在に醜いまでに縋り、
時の流れが自分の心を、思いを変化させてくれる事に期待して、
全部後ろ向きで、全部他力本願だった。
そんな自分に気付いて、また逃げ、また追いつかれ、また逃げ。
繰り返して、2008年は終わり、新しい年が始まった。
年末と何ら変わらない思いを抱いたまま。
これが、浅ましくて醜い、自分勝手で他力本願な女の年末年始。

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